こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、有村架純さん主演の映画「コーヒーが冷めないうちに」について書いてみたいと思います。
「4回泣けます。」のキャッチコピーで、有名になった映画ですが、まだ見たことがありませんでした。
僕の好きな有村架純さんが主演ということで、とても興味がありました。
また、「4回泣けます。」のキャッチコピーがとても気になります。
いつかは観たいと思っていました。
それで、ようやく観ることができたのです。
●映画「コーヒーが冷めないうちに」の説明!
映画「コーヒーが冷めないうちに」の原作は、脚本家で演出家の川口俊和さんの始めても小説です。
元々は、劇団音速かたつむりの舞台作品で、2010年3月の演劇ワークショップの為に書き下ろしたものです。
2011年2月に、新しくキャストを集めて公演が行われました。
その公演を見に来ていたサンマーク出版の編集者が、川口俊和さんの才能に引かれ、「この舞台を小説にしてみませんか?」と、声をかけました。
それで、2015年12月5日に、小説「コーヒーが冷めないうちに」を、サンマーク出版から出版しました。
演劇「コーヒーが冷めないうちに」は、その後も、何度か公演が繰り返えされました。
2013年3月に行われた公演が、第10回杉並演劇祭大賞を受賞しました。
小説「コーヒーが冷めないうちに」は、『4回泣ける』小説として話題になりました。
総発行部数が20万部を突破し、第14回(2017年)本屋大賞にノミネートされ、結果は、第10位になりました。
●映画「コーヒーが冷めないうちに」の登場人物の紹介!
時田数(ときたかず)役は、、有村架純さんです。
喫茶店「フニクリフニクラ」のウエートレスです。
彼女の淹れるコーヒーで、タイムスリップが起こります。
新谷亮介のことが好きになります。
新谷亮介(しんたにりょうすけ)役は、健太郎さんです。
喫茶店「フニクリフニクラ」に近い大学に通う美術大学生です。
時田数のことが好きになります。
清川二美子(きよかわふみこ)役は、波瑠さんです。
三十歳手前のキャリアウーマンです。
喫茶店「フニクリフニクラ」の常連客で賀田多五郎の幼なじみです。
賀田多五郎の留学の話を聞いて悩みます。
賀田多五郎(ごろう)役は、林遣都さんです。
女性とコミュニケーションをとるのが苦手ですが、優秀なエンジニアです。
留学しますが、清川二美子のことが気になっています。
平井久美(ひらいくみ)役は、松本若菜さんです。
平井八絵子の妹で、実家の旅館を出てしまった姉・平井八絵子の代わりに家業を継いでいます。
平井八絵子(ひらいやえこ)役は、吉田羊さんです。
実家は旅館を経営しています。
2人姉妹で長女ですが、家出をして、自分でスナック店を経営しています。
家出をしたため、妹・平井久美に実家の旅館を任せきりでいる。
高竹佳代(たかたけかよ)役は、薬師丸ひろ子さんです。
若年性健忘症になってしまいます。
喫茶店「フニクリフニクラ」が好きで、毎日通っています。
房木康徳(ふさきやすとく)役は、松重豊さんです。
高竹佳代の夫で看護師です。
喫茶店「フニクリフニクラ」に通っている妻をいつも迎えに来ます。
時田流(ときたながれ)役は、深水元基さんです。
時田数のいとこで、喫茶店「フニクリフニクラ」の店長です。
謎の女役は、石田ゆり子さんです。
喫茶店「フニクリフニクラ」にいつもいる謎の女。
●映画「コーヒーが冷めないうちに」のあらすじ!
過去に戻ることができるという噂の喫茶店「フニクリフニクラ」が映画の舞台です。
その店の『ある席』に座ると、希望どおりの時間に戻ることが出来るという都市伝説がありました。
そして、そこには、
「過去に戻って、どんな事をしても、現実(未来)は変わらない。」
「過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。」
などの5つのルールがあります。
そんな噂を聞きつけて来たのが、
幼なじみの賀田多五郎とケンカ別れをしてしまった清川二美子。
若年性アルツハイマーになってしまった妻・高竹佳代を思う夫・房木康徳。
妹の平井久美を亡くしてしまった姉の平井八絵子。
それぞれの人が、会いたかった人との再会を望み、喫茶店「フニクリフニクラ」に訪れ、過去に行きます。
過去に戻れるコーヒーを淹れることができる時田数も、自分自身の過去の真相を知りたくてしかたがありません。
それで、新谷亮介の力を借りて!
●映画「コーヒーが冷めないうちに」のまとめ!
正直言って、時間をタイムスリップして過去に行ったり、未来に行けたりするSF的な要素のある映画だとは知りませんでした。
見たことがないのだから、知らないのは当然ですが、想像がつかなかったのです。
ハリウッド映画で言ったら、僕の好きな「バックトゥザフューチャー」のような映画の要素です。
場面が、ハリウッド映画のように、カット割りが短く切り替わり、ハリウッド映画のようなエンターテインメントで、とてもおもしろかったです。
日本の新しい邦画を観た気がします。
そういう意味で、とても感動しました。
コーヒーを入れてから冷めるまでの短い時間で、運命が変わる。というのが一つのテーマです。
確かに、人生は、そういうところがあります。
逆に言えば、どれだけ時間があっても、決断しなければ、何も変わらないといっても過言ではありません。
人生の選択の決定は、時間の問題では無いということだと思います。
これからのことを、どう決めるのかは、自分自身がすべてにおいて決定権があるのです。
そういう意味では、当然と言えば当然、当たり前のことと言えば、当たり前のことということが言えると思います。
そして、それを決めるのは、「今、この時」を置いて他にはないし、「自分自身」以外の誰が決めるわけでもないのです。
ということで、この映画「コーヒーが冷めないうちに」は、人生を教えてくれる映画だと思いました。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。