こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、村上春樹さんの小説「1Q84」について書いてみたいと思います!
僕は、村上春樹さんの有名な「ノルウェーの森」、「海辺のカフカ」などを読んできました。
今回も、大変有名で、大変売れました「1Q84」ということで、知っている方も多いかと思います。
「1Q84」とは、1984年とちょっと違う別の世界。
「ノルウェーの森」でも、人里離れた普通ではない閉じられた世界で物語が展開していました。
「海辺のカフカ」でも、不思議でおとぎ話のような世界で物語が展開していました。
しかし、
この「1Q84」は、ちょっと違って、似たような別の世界で物語が展開していきます。
いつ迷い込んだのか?よく分からなかったのです。
「読んでいてもよく分からならいだろう。」と書かれているところです。
なのに、
主人公の一人「青豆」は、違う世界に入った入口に感ずいた!
確信は無いにしても、「違う世界の入り口」を分かった。という凄い感の良さが光ります。
ちなみに「青豆」とは、女性で名前です。
実際には、本来の世界を「月が一つの世界」、迷い込んだ世界を「月が二つの世界」です。
夜にならないと、区別がつきません。
「月が二つの世界」には、
「空気さなぎ」が存在して、「リトルピープル」が存在する。
「空気さなぎ」や「リトルピープル」は、おとぎ話に出てくるような存在です。
もう一人の主人公「天吾」も、「月が二つの世界」にいるのですが、いつ迷い込んだのか?も分からずに「なぜ月が二つあるのだろうか?」と不思議に思っています。
「青豆」と「天吾」は、お互い初恋同士ですが、その事実を知りません。
10歳の時、学校で手をつないで見つめあったことをお互いずっと忘れられずに淡い恋心を抱き続けていたのです。
「1Q84」は、3巻に分かれています。
第1巻、第2巻では、スポーツインストラクターでありまた優秀な暗殺者である「青豆」の物語と、
予備校教師であり小説家を志す「天吾」の物語が交互に描かれています。
第3巻では2人の物語に加え、犯罪者「青豆」と「天吾」を追いかける元弁護士の「牛河」の物語が描かれています。
「青豆」と「天吾」は、現在30歳!
最後は、「月が二つの世界」から「月が一つの世界」へと逃げて、ハッピーエンドとなっています。
これは、本当に「ハッピーエンド」なのか?
僕の疑問は残りましたが、「宗教問題」、「介護問題」いろんなことを考えさせていただける楽しい読み物だったことは間違いありません。
それでは、
どうも、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。