こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、小松菜奈さんと菅田将暉さん主演の映画「溺れるナイフ(おぼれるないふ)」について書いてみたいと思います。
人気俳優の菅田将暉さんと人気女優の小松菜奈さんのダブル主演の映画ということと、2人が熱愛で噂になっているということで、とても興味がありました。
正直言って、映画「溺れるナイフ」の原作は、小説だと思っていまして、調べてみて少女漫画だと知って驚きました。
題名が、小説ぽくって、気になっていたのです。
観た第一印象は、映像の明暗の対比が素晴らしく、「明」は、とても奇麗で、「暗」は、とても怖さを感じて、最後まで、面白く観ることができました。
最後まで観ても、原作が少女漫画だとは分かりませんでした。
やはり、小説が映画化されたような感じです。
それでは早速、感想を中心に深掘りしたいと思います。
●映画「溺れるナイフ」の説明!
映画「溺れるナイフ」は、ジョージ朝倉の少女漫画です。
「別冊フレンド(講談社)」で、連載中です。
題名の単語「ナイフ」とは「十代の自意識」のことだそうです。
破裂しそうな十代の心や鋭い刃物のような青春を色々な角度から描いて、読者から高い支持を集めています。
●映画「溺れるナイフ」の登場人物の紹介!
望月夏芽(もちづきなつめ)役は、小松菜奈さんです。
顔立ちが綺麗な美少女で、長身でスマートです。
常に刺激的なことを求めていて、東京にいた頃はモデルの仕事をしていました。
仕事では、有名雑誌のグラビアを飾るほどの売れっ子でした。
家は、「ひねもす屋」という旅館を経営しています。
長女で弟がいます。
中学3年生の時、家庭の事情で東京から浮雲町の実家に戻り、そこで長谷川航一朗と出会い好きになっていきます。
有名カメラマンの広能晶吾は、目立つ外見や彼女の雰囲気を気に入って、写真集のオファーをします。
夏芽は、写真集の仕事で長谷川航一朗の気を引こうと想い、オファーを受けます。
そして、その写真集をきっかけに長谷川航一朗とつきあうことになります。
仕事は順調でしたが、熱狂的なファンの蓮目匠の拉致と強姦未遂の事件にあい、芸能活動を辞めることになります。
また、その事件をきっかけに長谷川航一朗とも別れることになり、夏芽は心を閉ざしてしまい、学校でも居場所を失ってしまいます。
そんな夏芽でしたが、友人だった大友勝利に告白され、付き合うようになってからは、元気を取り戻します。
それから、平凡で幸せな日々を送っていました。
しかし、カメラマンの広能晶吾との再会で、再び芸能界に興味を持ち始めます。
拉致事件のトラウマに困惑しながらも、ドラマに出演して、芸能活動を再び始めました。
長谷川航一朗(はせがわこういちろう)役は、菅田将暉さんです。
昔の大地主「長谷川家」の跡取り息子です。
長男で姉がいます。
家は「長谷川産業」を経営していてお金持ちです。
長谷川航一朗は、長谷川家の本家の跡取りという大きなプレッシャーを感じていました。
そのせいか、幼稚園の頃から暴力的で荒れていて、周囲から怖がられていました。
中学3年生の時に、望月夏芽と付き合い始めます。
しかし、拉致事件の時に、望月夏芽を助けられなかったことから別れることになります。
それから、望月夏芽とも友だちの大友勝利とも付き合いが無くなり、再び暴力的な性格になり、喫煙、けんかなどの悪行をするようになります。
大友勝利(おおともかつとし)役は、重岡大毅(ジャニーズWEST)さんです。
望月夏芽のクラスメイトです。
長谷川航一朗の友だちです。
優しくて明るい性格で、幼い頃、荒くれていた長谷川航一朗に近づき、親友になります。
望月夏芽とは、中学3年生の夏休みから付き合い始めます。
松永カナ(まつながかな)役は、上白石萌音さんです。
夏芽のクラスメイトで、浮雲町での夏芽の最初の友達です。
実家は喫茶店「こけもも」を経営しています。
ファッションや美容に興味を持っていて、望月夏芽が転校してくる前から愛読雑誌「プラム」を読んでいて、モデル・望月夏芽のファンでした。
また、自称「長谷川航一朗の信者」を名乗り、長谷川航一朗のことも好きでした。
そんな望月夏芽と長谷川航一朗を見ていると、2人のことを、「付き合って、結婚したらいい。」と言っています。
広能晶吾(ひろのうしょうご)役は、志磨遼平(ドレスコーズ)さんです。
有名な一流カメラマンです。
スタジオで見かけた望月夏芽を気に入り、浮雲町で夏芽の写真を撮ります。
その夏芽の写真集を、「夏の足跡」という名前で出版しました。
望月夏芽を大変可愛がっています。
映画出演を勧めますが、望月夏芽の拉致事件がもとで、夏芽は、全くやる気がしません。
にもかかわらず、広能晶吾は、ドラマ出演の話を持って浮雲町までやってきました。
本人には何も言っていませんが、夏芽に天性の才能を感じていて、どうしても、ドラマに出したかったのです。
●映画「溺れるナイフ」のあらすじ!
中学3年生の美少女・望月夏芽は、東京で雑誌のモデルをしていました。
そんなある日、家庭の事情で、父の故郷の浮雲町に引っ越すことになります。
望月夏芽は、刺激的なものに憧れていましたが、田舎町には刺激がありません。
落ちこんでしまった望月夏芽でしたが、中学校で長谷川航一朗に出会い、好きになっていきます。
●映画「溺れるナイフ」のまとめ!
この物語は、単純な愛の物語ですが、奥が深いと思いました。
基本的に、望月夏芽と長谷川航一朗の愛のお話です。
相手を思う気持ちが大きい分、どうしたら、相手が幸せになれるのか?考えているなと思います。
それで、長谷川航一朗は、望月夏芽と別れて、突き放して、芸能界で成功するように仕向けたように思えます。
そこら辺が、この長谷川航一朗の心の大きなところだと思います。
長谷川航一朗は、望月夏芽に最初に会った時、「お前は俺のものじゃ。」と素直に、望月夏芽に言っているのです。
それは、好きで本心で言っているようです。
それが、望月夏芽の拉致事件があって、長谷川航一朗は、望月夏芽に、「お前は奇麗じゃけ、俺のものにしようと思った。」と、言っています。
長谷川航一朗は、「ここに今いるべきじゃない。それじゃ、面白くない。」と、そう思うようになったようです。
また、望月夏芽も、あんな拉致事件があったのに、芸能界に戻ろうと思ったのも、どこか自分に自信があったからだろうと思います。
映画「溺れるナイフ」は、相手の幸せを願うことの大切さを教えてくれる映画だと思いました。
当然ですが、これは、僕の個人的な解釈になります。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。