こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、高橋一生さんと蒼井優さん主演の映画「ロマンスドール」について書いてみたいと思います。
人気俳優の高橋一生さんと人気女優の蒼井優さん主演の映画ということで、とても気になっていました。
高橋一生さんと言えば、長澤まさみさんとの共演の映画「嘘を愛する女」の演技がとても良かったです。
それと、「ロマンスドール」という題名も気になっていました。
それで、ずっと観たかったのです。
映画を観て、最初から最後まで、とても興味をもって観ることができました。
それでは早速、感想を中心に深掘りしたいと思います。
●映画「ロマンスドール」の説明!
映画「ロマンスドール」の原作は、作家・タナダユキの小説です。
小説「ロマンスドール」は、映画企画の10年前に発表されたものです。
2019年に、高橋一生さんと蒼井優さん主演で映画化されました。
当初は2019年秋に、公開予定でした。
しかし、2019年3月12日、映画に出演しているピエール瀧がコカインを使用したということで、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことにより映画は公開延期となりました。
再撮影はされずに、映画「ロマンスドール」は、2020年1月24日に公開されました。
●映画「ロマンスドール」の登場人物の紹介!
北村哲雄(きたむらてつお)役は、高橋一生さんです。
美術大学の彫刻科を卒業してフリーターをしていました。
先輩の紹介でラブドールを製作する久保田商会で働くことになります。
ラブドールについてはよく知りませんでしたが、造形師の相川金次に教えられて働いているうちに、職人として成長していきます。
仕事で出逢った美術モデル・小沢園子に出逢い一目惚れをします。
そして、出逢ったその日に交際を申し込み、2人は付き合うことになります。
やがて、2人は結婚。
小沢園子は、北村園子となります。
結婚後は仕事が忙しく、夫婦関係より仕事ばかり優先的にするようになります。
また、職業を隠していたことで、園子との間がだんだん遠ざかっていきます。
北村園子(きたむらそのこ)役は、蒼井優さんです。
元々は、美術モデルでした。
「医療用人工乳房の型取り」という名目で北村哲雄が務める久保田商会に訪れます。
そこで出逢った北村哲雄に告白され、付き合い始めます。
そして、やがて2人は結婚します。
毎日、愛妻弁当を欠かさなず、帰りの遅い北村哲雄を寝ずに待っている良い妻でした。
しかし、そんなある日、ある秘密を持つことになります。
考えた末に、一人になることを決意して北村哲雄に離婚を申し出ます。
相川金次(あいからきんじ)役は、きたろうさんです。
久保田商会でただ一人の造形師です。
北村哲雄の師匠で、良き相談相手です。
大学を卒業した後、おもちゃメーカーに勤務します。
そして、子供向けのソフトビニール人形を作ろうと独立しました。
しかし、相方に裏切られてお金を持ち逃げされて、破産します。
それが原因で、妻子とも別れました。
やけになって飲み屋で暴れまくって、留置場に入れられます。
そこで出逢った警官の久保田と一緒に今の久保田商会を立ち上げます。
30年近く、ラテックス、ソフトビニール、シリコンと素材を変えていき、「究極の人形」を追求しています。
引退前の新製品開発ということで、「医療用人工乳房の製作」という名目で、女性の体で型取りすることを思いつきます。
田代まりあ(たしろまりあ)役は、渡辺えりさんです。
久保田商会の古くからの従業員で、管理業務を担当しています。
相川金次のことを「キンキン」と呼び、相川金次は、田代まりあのことを「おばちゃん」と呼び合う仲です。
久保田商会の社員みんなををあたたかく見守ります。
久保田薫(くぼたかおる)役は、ピエール瀧さんです。
久保田商会の社長です。
警官だった時に相川金次と出逢い、2人で久保田商会を立ち上げました。
職人のリアリティを追求するこだわりをよく理解しており、久保田商会では、わいせつ物頒布罪に触れる製品を出して、逮捕されることもあります。
両角(りょうかく)役は、浜野謙太さんです。
相川金次が亡くなって、哲雄の助手として久保田商会に入社します。
北村哲雄が苦労して開発したと新素材エラストマーの配合データを盗み出します。
その盗んだ新素材エラストマーの配合データでラブドールを作り、「世界初のエラストマー製ラブドール」として発売します。
ひろ子役は、三浦透子さんです。
北村哲雄が夜のゲームセンターで出逢ったOLです。
ゲームセンターを出ると、北村哲雄をカラオケに誘い、その日限りの関係を持ちます。
●映画「ロマンスドール」のあらすじ!
ラブドール職人の北村哲雄と、妻の園子の10年間を描いた物語です。
北村哲雄は、美術大学の彫刻科を卒業してフリーターをしていました。
それを見かねた先輩が、北村哲雄にラブドールを製作する久保田商会で働くことを勧めます。
北村哲雄は、ラブドールについてはよく知りませんでしたが、造形師の相川金次に教えられて働いているうちに、職人として立派に成長していきます。
新製品開発ということで、悩んでいると、生身の女性の体で型取りすることを思いつきます。
「ラブドールの製作」では、女性が協力してくれないということで、「医療用人工乳房の製作」という名目を考えました。
美術モデル・小沢園子は、「医療用人工乳房の型取り」という名目で久保田商会に訪れます。
北村哲雄は、小沢園子に出逢い一目惚れをし、その日のうちに告白され、、2人は付き合い始めます。
やがて、2人は結婚します。
北村哲雄は、結婚した後は、仕事が忙しく、夫婦関係より仕事ばかり優先するようになります。
また、職業を隠していたことで、園子との間がだんだん気まずくなっていきます。
そんな園子は、ある秘密を抱えることになり話は進展していきます。
●映画「ロマンスドール」のまとめ!
作者のタナダユキは、もともと「職人」という職業に憧れがあったそうです。
しかし、「アダルト」というだけで、永遠に人間国宝にはなれない素晴らしい仕事をする「職人」は、かわいそうだ。
ということで、ラブドール職人にスポットをあてた愛物語を書いてみたかった。と言っています。
確かに、この映画は、ファミリー向けの映画ではありません。
僕もこの映画が、大人用のおもちゃを扱うといった関係の映画だとは、思いもしませんでした。
なので、社会の影的な部分をフォーカスしています。
それを、表立って言うことができません。
そういったダークな部分を持っています。
映画のポスター写真を見ると、普通に「ラブロマンス」とか「ラブストーリー」だと思いました。
そして、映画の内容は、そういった普通の家庭的な部分と、社会の影の部分がうまくバランスをとられていて、とてもおもしろく観ることができました。
また、お互いに相手のことを思う気持ちにとても感動しました。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。