こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、神木隆之介さんと有村架純さん主演の映画「フォルトゥナの瞳(フォルトゥナのひとみ)」について書いてみたいと思います。
映画「フォルトゥナの瞳」は、人の死の運命が透けて見えてしまう能力である「フォルトゥナの瞳」を持つ人の物語ということを、映画宣伝を観てからとても気になっていました。
僕は、特殊能力を持つといったSF的なストーリーは、CGが駆使されていて、エンターテインメントで大好きなのです。
とはいえ、物語の内容が重要です。
映画を観た感想を、深掘りしたいと思います。
●映画「フォルトゥナの瞳」の説明!
映画「フォルトゥナの瞳」の原作は、作家の百田尚樹さんが書いた小説です。
2015年12月1日に、新潮社から単行本が発売されました。
車のポリマー加工をしていた青年が、ある日、一人の女性と出会い、恋に落ちます。
愛することに喜びを感じつつも、人の死の運命が見えてしまう「フォルトゥナの瞳」を持っていることで、女性の死を回避することに命を懸ける恋愛ストーリーです。
●映画「フォルトゥナの瞳」の登場人物の紹介!
木山慎一郎(きやましんいちろう)役は、神木隆之介さんです。
飛行機事故で家族を失って以来、仕事ひと筋で過ごしてきた青年です。
ある日、死ぬ直前の人間が透けて見える「フォルトゥナの瞳」の能力に気づいてしまいます。
桐生葵(きりょうあおい)役は、有村架純さんです。
木山慎一郎が初めて愛した女性です。
「フォルトゥナの瞳」に持っていることで苦しんでいる木山慎一郎を温かく受け入れます。
黒川武雄(くろかわたけお)役は、北村有起哉さんです。
木山慎一郎の主治医です。
黒川武雄自身も、生死をさまよった経験があり、「フォルトゥナの瞳」を持っています。
それで、「フォルトゥナの瞳」を持っている慎一郎に助言をします。
●映画「フォルトゥナの瞳」」のあらすじ!
主人公の木村慎一郎は、他人が死ぬ前に、体が透けて見えてしまうという不思議な力を持ってしまったことに気づきます。
小さい頃に、飛行機事故に会い、家族を失い、友人も恋人もいません。
木村慎一郎は、仕事一筋に働いて生活しています。
そんな木村慎一郎は、自分が、「死ぬ前に体が透けて見える能力」を持っていることに気づいてしまいます。
なぜ?「フォルトゥナの瞳」の力を持ってしまったのかを考え、悩み始めます。
悩んでいるうちに、木村慎一郎は携帯ショップの桐生葵という女性に出会います。
2人は、お互いに惹かれ合い恋人になり、幸せに暮らし始めます。
孤独な慎一郎は、葵と出会いとても幸せです。
しかし、その幸せは、一変、葵の体が透け始めてしまうのです。
●映画「フォルトゥナの瞳」のまとめ!
映画「フォルトゥナの瞳」を観る前は、死ぬ直前の人間が透けて見える「フォルトゥナの瞳」のような能力を持つと、その能力で、色んな事件を解決したり、悪者を倒すヒーローのような映画をイメージしていました。
しかし、映画の内容は、僕が思っていたそういったイメージとは、かけ離れた物語でした。
というのも、「死ぬ前に体が透けて見える能力」で他人の運命が分かっても、その人の運命を変えると、狭心症や脳の血管が狭くなるという自分の命の代償を必要とするものだったのです。
それでは、その力を、思う存分使うことはできません。
それでも、主人公の木村慎一郎は、その力を使い切ることを選択します。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくるカンパネルラを思い出した。
自分を犠牲にして、人を助けるなんて、本当に凄いですね。
そして、最後にもう一つ、凄い真実が隠されています。
それは、映画を観て、確かめていただければなと思います。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。