こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、松岡茉優さんと松坂桃李主演さん主演の映画「蜜蜂と遠雷(みつばちとえんらい)」について書いてみたいと思います。
元々、「蜜蜂と遠雷」は、恩田陸さんの長編小説です。
3年くらい前、近くにある本屋さんでは、本が山積みにされていたので、「蜜蜂と遠雷」の本がとても気になっていました。
僕は、結構本を読むのが好きな方です。
しかし、実は、まだ本を読んでいません。
なので、今回、映画で上演されるということで、映画を観てみたいと思っていました。
そして、遂に、映画を観れました。
●映画「蜜蜂と遠雷」の説明!
元々、「蜜蜂と遠雷」は、恩田陸さんの長編小説です。
「蜂蜜と遠雷」は、国際ピアノコンクールを舞台にして、コンクールに挑戦する4人の若いピアニストたちの悩みや成長を書いた小説です。
2017年1月19日に発表された第156回直木三十五賞を受賞しました。
また、第14回本屋大賞もダブル受賞しました。
当時、「蜂蜜と遠雷」は、書店に山積みにされていました。
映画は、松岡茉優さん主演で、2019年10月4日に全国公開されました。
●映画「蜜蜂と遠雷」の登場人物を紹介!
栄伝亜夜(えいでんあや・20歳)役・松岡茉優:神童的な天才!
5歳から、数々のコンサートを開き、CDを出したほどの実力者です。
しかし、13歳の時、突然、母親を無くし、ピアノを弾けなくなり、ピアノ界から姿を消す。
子供の頃に、マサル・カルロス・レヴィ・アナトールに手ほどきをしたことがあり、その腕前は、マサルの憧れです。
風間塵(かざまじん・16歳)役・鈴鹿央士:元来の天才!
フランスで、彼の父親は養蜂業で採蜜の仕事をしている関係で、旅をしながら暮らしています。
国際ピアノコンクールに出場するのに、演奏歴もコンテストの経験もありません。
しかも、ピアノ演奏に肝心のピアノを持っていません。
そのなのに、ピアノの巨匠・ホフマンに見出されるほどの実力の持ち主です。
音の出ない木で作ったピアノで練習して、国際コンクールの1次予選、2次予選、そして3次予選を勝ち抜き、本選に出場します。
ピアノが、本当に好きで、誰も見ていなくてもピアノを弾いていたいと、栄伝亜夜に語るシーンは、彼自身を表現していると思います。
テーマ
自然の中の音楽が聴けるように、「音を外へ連れ出す」ことのできる音楽を、演奏できないだろうか?
「蜜蜂と遠雷」のテーマに果敢にチャレンジしていくとともに、栄伝亜夜に大きな影響を与えています。
また、ホフマンが亡くなる前に、パリ国立高等音楽院に推薦し、現在は、パリ国立高等音楽院特別聴講生となっている。
凄まじい指使いをする演奏で、出場してからは、「蜜蜂王子」と呼ばれるようになりました。
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(19歳)役・森崎ウィン:努力の天才!
子供の頃、栄伝亜夜に綿貫のピアノ教室を進められピアノを始める。
何回も通い、簡単な曲なら2人で連弾できるようになった。
両親の都合で、日本から離れることになったが、それからも、ピアノを続けて、今回のコンクールの優勝候補となりました。
高島明石(たかしまあかし・28歳)役・松坂桃李:生活者の天才!
音楽大学を卒業している。
国内の大きなコンクールで、5位になったことのある実力の持ち主。
音楽大学を卒業後、音楽界には進まなかったが、部屋を防音室にして、ピアノを続けている。
音楽は、音楽従事者だけのものではない。生活者には、生活者の音楽があるという強い信念がある。
今回のピアノコンクールでは、1次予選、2次予選は通過したが、3次予選は、合格できなかった。
しかし、高島明石のピアノ演奏も、栄伝亜夜に大きな影響を与えることになります。
●映画「蜜蜂と遠雷」のあらすじ!
栄伝亜夜は、本選直前、演奏ができなくなり、辞退しようとします。
しかし、それを、風間塵の演奏が、助けるのです。
最終的に、栄伝亜夜、風間塵とマサル・カルロス・レヴィ・アナトールは、本選で世界的に有名なオーケストラをバックに、凄まじい演奏を奏でます。
●映画「蜜蜂と遠雷」のまとめ!
実は、僕自身のことをちょっと書くと、ピアノ演奏が大好きです。
今も、ピアノ演奏を聞きながら、このブログを書いています。
いつもブログを書く時は、CDラジカセで、ピアノ演奏のCDを流して聞いています。
話がずれたので、戻しますと、
「才能とは何か?」という普遍的なテーマが描かれていると思います。
浜松国際ピアノコンクールというコンクールが、3年に1度開かれます。
恩田陸さんは、2006年の第6回から2015年の第9回まで取材し、この小説をかき上げました。
コンクールには、朝の9時から夕方までピアノ演奏を聞いたそうです。
コンサートを見学し、「才能とは何か?」ということを考えたそうです。
僕も、この映画を観て、「才能とは何か?」を考えました。
「才能」とは、「続けられること」。
ピアノだけではなく、なんにでも言えることですが、やり続けることだと思いました。
コンクールの結果は、映画を観て確かめていただければなと思います。
僕は、「そうか!そうなったんだ!」と、感動しました。
きっと、皆さんも、色んな事を考えさせられると思います。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。