こんにちは!瀬尾大作です。
今回は、櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さん主演の映画「ラプラスの魔女」について書いてみたいと思います。
ここで言う「ラプラスの魔女」とは、一体どういう意味なのでしょうか?
調べてみると、次のような意味のようです。
ラプラスは物理学において、
「ある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も全て見えているであろう。 」
この未来を予測できる知性のことをラプラスの悪魔と呼びます。
そして、この映画のように、女の人の場合、「ラプラスの魔女」と、いうことになります。
僕は、東野圭吾さん小説が、大好きです。
今までに読んだ東野圭吾さんの小説は、「白夜行」と「幻夜」です。
今までに観た東野圭吾さんの映画は、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と「麒麟の翼」です。
残念ながら、「ラプラスの魔女」の小説は、スピードが追い付かず、まだ読んでいません。
今回楽しみにしていた「ラプラスの魔女」を、ようやく映画で観ることができました。
●映画「ラプラスの魔女」」の説明!
「ラプラスの魔女」の原作は、超人気作家・東野圭吾さんの長編小説です。
東野圭吾さんのデビュー30周年記念作品です。
2015年5月15日に、KADOKAWA(角川書店)より単行本が発売されました。
発売から、1ヶ月で、28万冊が売れました。
2018年に、櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さん主演で、映画が作られ、配信されました。
●映画「ラプラスの魔女」の登場人物の紹介!
羽原円華(うはらまどか)役は、広瀬すずさんです。
10歳の時に、北海道で竜巻に遭い、母親を亡くします。
自分のわがままのために、母親が亡くなったことを後悔していて、父親の羽原医師の脳神経再生手術を受けることで「ラプラスの魔女」になります。
青江修介(あおえしゅうすけ)役は、櫻井翔さんです。
泰鵬大学の教授で、専門は、地球化学です。
警察から赤熊温泉で起こった硫化水素のガス中毒の事故調査を依頼されます。
一か月後に、地元新聞社から苫手温泉で起こった硫化水素のガス中毒の事故調査を依頼されます。
甘粕謙人(あまかすけんと)役は、福士蒼汰さんです。
姉の自殺の巻き添えで植物状態になり、羽原医師の脳神経再生手術を受けることで、奇跡的に健康になります。
健康になってから羽原円華と親しくなります。
その時に、羽原円華は、甘粕謙人の予想をする力を目にし、父親の羽原医師の脳神経再生手術を受ける決意しました。
甘粕謙人は、羽原円華が、「ラプラスの魔女」になる時に、「覚悟」が必要だ。とアドバイスしています。
甘粕謙人は、羽原円華より2歳年上です。
甘粕才生(あまかすさいせい)役は、豊川悦司さんです。
甘粕謙人の父親です。
映画には、とても厳しい映画監督です。
映画は、ヒットしたものもあったが、ヒットしないものもありました。
47歳の時に、事故で妻と娘を失ってから、映画制作はしなくなりました。
●映画「ラプラスの魔女」のあらすじ!
映像制作の水城義郎が、妻と訪れた赤熊温泉で硫化水素のガス中毒で死亡しているのを発見されました。
警察は、青江修介教授に自己の調査を依頼します。
そして、赤熊温泉の事故調査を手掛けた青江修介教授に硫化水素ガス中毒で殺人は可能なのか?意見を求めます。
青江修介教授は、硫化水素ガス中毒で人を殺すのは、屋外では不可能だと断言します。
しかし、警察は諦めきれずに地道に聞き込み捜査を行ないました。
一方、青江修介教授は、硫化水素ガス中毒で殺人は不可能だと言ったけれど、考えたら方法はありそうだということで気になっていました。
そんな時、今度は、苫手温泉で、売れない役者の那須野五郎が硫化水素ガス中毒で死亡しているのが発見されたのです。
地元の新聞社から依頼されて、苫手温泉で事故調査を受けた青江修介教授は、赤熊温泉の事故調査中でも出会った羽原円華と再会します。
青江修介教授は、羽原円華の不思議な力を目撃することになり、担当した2つの事故調査の見解に、ますます自信が持てなくなってきました。
ガス中毒死した水城義郎と那須野五郎のことを調べるうちに、映画監督の甘粕才生のブログに行き当たります。
そして、そのブログには家族に起きた悲惨な事故のことと、家族のことが書かれていました。
●映画「ラプラスの魔女」のまとめ!
条件がそろえば、完璧な予想はできる。
そして、その未来を予想できる能力を身に着けることが、「ラプラスの悪魔」になることです。
「ラプラスの悪魔」になることが、幸せなのか?という問題が、一つのテーマになっています。
もしかしたら、人類の未来まで見えるということがどういうことなのか?は、分かりませんが、本当に未来を予測出来たら、幸せなのでしょうか?
とても、おもしろいテーマだなと思いました。
それと同時に、そういった力があったらいいなと、僕は素直に思います。
「ラプラスの魔女」のストーリーは、SF的なところがありましたが、実際に、僕らは、原子のようなもので、原子が集まると、現象が起きるのは間違いありません。
そういった当然のことと、不確実性が共存しているから、人生は面白いということも、また事実だと思います。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。