こんにちは！瀬尾大作です。
今回は、松本潤さんと有村架純さん主演の映画「ナラタージュ」について書いてみたいと思います。
「ナラタージュ」を観て！2
この映画は、トップスターの松本潤さんと僕の好きな有村架純さんのダブル主演の映画ということで、とても観たいと思っていました。
しかも、有村架純さんの大胆な濡場があるということで、話題の映画です。
内容は、映画の宣伝から、先生と元生徒の恋の話ということは、分かりました。
それで、ようやく、映画「ナラタージュ」を観ることができました。
●映画「ナラタージュ」の説明！
映画「ナラタージュ」の原作は、作家・島本理生さんの恋愛小説です。
松本潤さんと有村架純主演で映画化され、2017年秋、映画作品が公開されました。
第十八回山本周五郎賞候補になります。
2016年7月、売上累計40万部を突破しました。
そもそも、「ナラタージュ」とは、
映画などで、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法。
のことを言います。
映画「ナラタージュ」は、もちろん、この「ナラタージュ」の手法が使われています。
●映画「ナラタージュ」の登場人物の紹介！
葉山貴司（はやまたかし）役は、松本潤さんです。
高校の先生で演劇部顧問をしていました。
工藤泉の担任ではありませんでしたが、泉のことがクラスで孤立しているように見えたことから、泉のことを心配するようになり、演劇部に誘います。
葉山貴司は、母子家庭育ちで32歳です。
葉山貴司には、嫁姑の関係が上手くいかなくて、精神におかしくなり、事件を起こしてしまった別居中の妻がいます。
泉には、離婚したことにして、精神的に泉に依存するようなります。
古い外国映画が好きです。
「ナラタージュ」を観て！3
工藤泉（くどういずみ）役は、有村架純さんです。
大学2年生で、国文学を専攻しています。
両親は、父の仕事で、ドイツのベルリンにいるので、泉は、日本でひとり暮らしをしています。
高校3年生の時から葉山先生を好きになります。
葉山先生の影響で古い外国映画が好きになります。
泉が卒業式した日に、葉山先生にキスをされます。
それから、2人の接点は無くなります。
高校の演劇部の手伝いをすることになり、葉山先生との関係が再び動き出します。
しかし、葉山先生の消極的な態度に失望して、小野玲二と交際することにします。
小野玲二には、体の関係を強要されたり、強引な態度をされたりして、嫌いになってしまいます。
小野との関係が、嫌になって、葉山先生に助けを求め、妻との離婚を迫ります。
しかし、葉山先生は、妻と別れる気がないことを確認すると、葉山先生との関係を終わらせることを決意します。
小野玲二（おのれいじ）役は、坂口健太郎さんです。
理系学部にを専攻している大学生です。
大学の演劇サークルで演劇をしていました。
女性の先輩に惚れられて付きまとわれるようになったことからサークルが嫌やになり辞めました。
高校の演劇部の手伝いをすることになり、工藤泉に一目惚れし、交際を申し込みます。
しかし、1度は断られてしまいますが、泉が葉山先生との関係を断ち切ろうとして、交際することになりました。
小野は、泉と葉山の関係を疑い、嫉妬心から泉に肉体関係を強要するようになってしまいます。
そして、柚子が病院に搬送された時に、葉山と顔を会わせることになります。
小野は、泉を独占したいという気持ちを押さえ切れなくなってしまい、泉と口論して結局別れてしまいます。
高校時代はブラスバンド部でトロンボーンをしていました。
音楽は、新旧の洋楽邦楽をすべて好みます。
塚本柚子（つかもとゆずこ）役は、神岡実希さんです。
泉たちの高校の演劇部の後輩です。
塚本柚子は、母子家庭育ちで、高校3年生です。
絵を書くことが得意で、学校に張り出す演劇公演を告知するポスターの絵を描くことになります。
葉山先生は、柚子がやせ細り、進路も定まらないことや欠席や早退が多いことを気にしていました。
母とけんかをして家出をして騒動を起こします
演劇部を引退して、新堂に、去年の冬に自分の身に起こった悲劇と彼への告白の手紙を送った後に、歩道橋から飛び降り自殺をします。
黒川博文（くろかわひろふみ）役は、古舘佑太郎さんです。
英文科を専攻している大学生です。
泉の高校時代の同級生で、山田志緒と交際しています。
山田志緒（やまだしお）役は、大西礼芳さんです。
心理学を専攻している女子大生です。
泉の高校時代の同級生で。黒川博文と交際しています。
気の強い女の子です。
●映画「ナラタージュ」のあらすじ！
工藤泉は、雨が降る日に、会社の同僚のそばで昔の恋人のことを思い出していました。
大学2年生の工藤泉に、昔好きだった高校の葉山先生から電話がかかってきました。
葉山先生の話では、
高校の演劇部の部員が少なくて、公演を行うことが難しくなってしまったので、3年生の引退公演を手伝ってくれそうなOBやOGを探して、思い当たる人に連絡しているということでした。
後日、工藤泉、黒川博文、山田志緒と黒川の友人の小野玲二が演劇部に協力することになりました
高校で、一週間に1度、演劇の稽古をすることが決まり、泉と葉山の距離を縮まります。
稽古が進んで、小野は、泉に交際を申し込むが、泉は、葉山先生への思いが断ち切れず、交際を断ります。
そして、泉は葉山先生への想いを強めて行きます。
しかし、葉山先生は、妻と別居中で、籍は入ったままにしていることを知り、ショックを受けます。
演劇部の3年生の引退公演を終えて、小野は、泉を彼の実家に誘い、あらためて交際を申し込みます。
泉は、葉山先生への想いと絶望の間で悩みますが、葉山先生への想いを断ち切るため交際を受け入れます。
しかし、嫉妬深い小野は、泉と葉山とのつながりを疑うようになり、2人の関係は小野の強引な性交渉の強要から徐々に破綻して行きます。
それから、演劇部の後輩の塚本柚子の自殺によって、病院に駆けつけた泉と小野と葉山先生が鉢合わせしてしまいます。
その直後に、泉は、小野のことが嫌いになり、2人は破局します。
泉は、小野と別れて、葉山先生に交際を迫るが、葉山先生は別居していた妻が帰って来ることを告げます。
泉と葉山先生は、もう会わない約束をします。
大学を卒業して、会社に入った泉は、同僚に持っていた時計について尋ねられる。そして、葉山先生の想いを聞くことになります。
●映画「ナラタージュ」のまとめ！
映画「ナラタージュ」は、人間の弱さを、やたらと表現している映画だと思いました。
しかし、こういう人間の弱さって、「あるよな！あるよね！」と思います。
葉山貴司は、嫁姑問題で悩んでいた妻の問題を解決できないませんでした。
嫁姑問題は、嫁と姑の問題です。
「ナラタージュ」を観て！4
誰が解決するのか？と言えば、当人が解決するしかないのです。
また、葉山貴司は、工藤泉に、妻とは別れたようなことを言って、嘘をついています。
この嘘をつくことも、一つの人間の弱さかなと思います。
結婚しているのに、結婚していないと嘘をつくことは、たちの悪い嘘で、結構よくある嘘で、不倫の原因の一つです。
結婚しているなら、結婚していると言えば、不倫が少しは、減るような気がしますが、自分をよく見せたいと思うのが、人というものかもしれません。
だからと言って、何から何まで、真面目に本当のことだけを言っていては、人間関係はうまく行きません。
言葉は、とても大切で、使い方、言い方を吟味して、上手に正しく使いたいと思いました。
それでは、どうも最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
